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論理エンジンの効果

      2019/06/30

学習塾STAND UPオープンから1年、やっとこの記事を書ける時が来ました。
当塾で率先して採用している論理エンジンという教材の効果のお話です。
私自身が見惚れたこの教材の良さを細かく解説していきます。

現在の学校教育の問題点

まずはこのお話をするにあたって、欠かしてはならない「現在の学校教育の問題点」からお話します。
ここからの内容は既存教育をめった切りにします。今やっていることがいかに無駄かということを説明していきます。
そして、なぜそれが正常化できないか?というところにまで言及していきます。

まず、現在の学校の国語教育の問題点について述べていきます。といいますか、私の知る限り、現在の学校の国語教育はすべて間違っています。

問題点1

たとえば、漢字の学習についてみてみましょう。
教科書、ドリル、ワーク、全て同じ漢字を何度も何度も「ただひたすら」書かせていませんか?そして、学校はそれを宿題とし、誰よりも沢山「ただひたすら書いただけ」の生徒が褒められていませんか?

これは本当に無駄です。

今でさえ漢字なんてパソコンやスマートフォンで瞬時に自動変換されるので、皆様も薄々感づいておられると思います。

漢字は書けなくても何の問題もありません。

(誤解のないように言っておきますが、漢字を読めて意味が分かり、語彙を増やすというのはとても大切なので、漢字学習全てに意味がないわけではありません)

AIという言葉を今やどこかしこで耳にするようになってきています。人工的に作られた人間のような知能、ないしはそれを作る技術。と定義されるようですが、簡単に言うと今現在人間が行っている事(仕事や作業)を人工知能を搭載したモノが行い、より人間が生活しやすいようにする。ということです。
今の子供たちが大人になる頃には様々なことを機械がやるようになっていき、人間はその機械やシステムを動かし、メンテナンスすることが仕事になっていく。というように考えられています。そんな世の中になるのですから、音声案内や音声入力が発達し、人間が字を書く回数が格段に減っていくのは容易く想像がつきますよね。
では、読むことができればよいのに、学校ではなぜわざわざ何度も何度も「書かせる」のか?

それはひとえに受験があるからです。

現状の受験では、漢字を書かせる問題がまだまだたくさんあります。今後はほとんど使わないようなことなのにも関わらずです。
学校の先生が悪いのではありません。学校教育が現在の、今後の世の中についていけていないのです。
学校の先生は、このままではダメだ。漢字ばっかり書かせてもダメだ。と分かっていながら漢字をだらだら書く宿題を出さざるを得ないのです。
これは本当に由々しき事態です。

問題点2

次は物語文・論説文・評論文についてです。いわゆる読解と呼ばれるものです。
残念ですがこれも本当に意味がないことをしているのです。
よくよく考えてみてください。同じ文章、同じ設問が、実際の試験(高校入試・大学入試)に出ると思いますか?
おそらく、二度と同じ文章は出てきません。ですが、現在の学校の教育では「この時の筆者の気持ちは、、、、これは何を説明している、、、」などに重点を置いて教えています。
内容を追っても全く意味がないのに、内容ばっかり追っています。
これは単に全く同じ文章が出る定期テスト対策に他なりません。
その先にある高校入試、大学入試などで出題される初めて見る文章には全く対応することが出来ません。
全く全くとしつこいようですが、全くもってナンセンスです。

ではどうすればよいのか?それをこれから説明していきます。

国語力の必要性

それにはまず国語力というものを知ってもらわなければなりません。
さて昨今、「国語力を鍛えよう。」というのがキーワードになっています。
では皆さん、国語力国語力っていいますが、何をすれば鍛えることができるのでしょうか?そして、なにをもって国語力というのしょうか?
私がある講演会に行ったときに聞いた言葉をそのまま引用すれば、国語力とは「論理力」と「語彙力」が合わさったものだそうです。
論理力は読解力・思考力・表現力が合わさったものです。
語彙力というのはどれぐらい言葉を知ってるかということと、その言葉を適切に使用できるかということです。
この話はもっともっと掘り下げていきたいのですが、その話はまた後日させていただきます。
ここで大切なことは、私たちは小・中・高と12年間に渡って「国語」という教科の授業を受けているにもかかわらず、全く基礎やルールを学んでいないということです。

それはなぜか?

答えは簡単です。「私たちは日常的に日本語(国語)を喋っているから」です。

赤ん坊のころから日本語があふれた環境で生活し、いつの間にか、勉強もしていないのに、無意識に日本語が喋れるようになっていましたよね?
だから基礎やルールなんて勉強しなくても、ある程度までは困ることなく出来てしまうのです。
しかし、(これもある講演会での受け売りですが)、「無意識でしていることは成長しない」のです。
日常生活で困らない程度までは無意識でできてしまうが故に、勉強する必要がないと多くの人が勘違いし、その結果高度な問題や応用問題に対応出来ないという現実に直面してしまうのです。
例えば数学であれば、足し算引き算を学習し、そのうえで掛け算割り算を学習します。
そして、その後中学校では因数分解があり、高校では微分積分と段階を踏んで高度になっていきます。
では、四則計算ができないのに因数分解ができるでしょうか?因数分解ができないのに、微分積分ができるでしょうか?
よく、国語はセンスだ、という人がいます。
では、センスだけで因数分解が解けるのでしょうか?
要するに、日常的に日本語を使用しているので四則計算ができると勘違いしているのです。
それでいて、もっと高度な因数分解を解こうとしているのです。解けるわけがありません。笑

国語にも足し算引き算的なものがあります。それが論理です。

文章の内容を細かく追っていくのではなく、文章の論理構造を理解するのです。
注目する点があり、そこさえ押さえていればどんな難解な文章でも理解でき、問題を解くことが出来るのです。

論理エンジンの効果

ここからはその「論理エンジン」という教材を使ってを学習した生徒がどのような成績の推移を示したかということをご説明していきます。
簡単にご説明すると、当塾の中学三年で論理エンジンを受講している人は一年に三度行っている岡山市のテストで「全員平均点以上」です。
何がすごいかというのは、やっている本人は国語がなぜそんなに点数が上がるかが分かっていないということです。
もうすでに意識的に注目する点を見るようになっている生徒達からしてみれば、

答えはこれしかありえない。

と普通に解いているだけなのです。
指導する前からこの教材が素晴らしいことが分かってはいましたが、実際に結果が出てみると改めて素晴らしい教材だなと実感いたしました。
この教材を教科書にしている中学、高校も全国にはたくさんあります。
全ての中学校でこれを採用すればよいのに、と思っておりますが問題点が一つあります。
この教材は、指導する先生がかなり大変。ということです。正直言って、この教材を生徒が独学でしても何にも価値がありません。
それはこの教材がスパイラル方式という方式をとっていることに起因しています。
スパイラル方式とは、同じことを何度も何度も難易度を変化して解かせるシステムのことです。
これにより生徒は潜在意識レベルで問題が解けるようになるのです。これを論理エンジンでは「習熟」と呼んでおります。

そして、これを指導するのが本当に大変なのです。。。
ともすれば、ただの主語述語当てゲームのようになってしまうのです。
正直に申しまして、論理エンジンについてはかなり勉強しました。生徒に着目点を意識させる。何度も何度も意識させる。
そのうえで、似たような構造の文章を解かせ実践させる。それも簡単なところから、どんどんと難易度をあげていく。そして何度も何度もやる。
おそらく今の学校教育ではシステム上不可能です。
国語を国語単発としてとらえるのではなく、英語も数学も全てを巻き込んで共通する「論理」という学び方をしなければなりません。
論理構造を理解することができれば、どんな文章にも対応できます。なぜなら、解答を導き出す手順は決まっているからです。

全ては国語力があってこそ

国語は勉強しても無駄、センスで勝負する。
このように思っている人がいれば是非、教えてあげてください。それは全くの間違いだと。
考えてみてください。数学、理科、社会、その他すべての教科は何で書かれていますか?

そう、日本語(国語)です。

英語ですら意味を考えるのは日本語です。
そうなのです。国語力を鍛えることはすべての教科を底上げすることにも密接に関係してくるのです。
しかしながら、この国語力を鍛えるのは時間がかかります。
すぐに点数に反映されません。中長期的に成績が伸びればいいなぁと考えていただける保護者様はあまりいません(笑)ので、このあたりのご理解をいただくことも課題となってきます。
そこで学習塾STAND UPでは国語力を鍛えるのと同時に、その他の教科にも着手していきます。
すぐに点数をあげてほしい!というみんなの想いと、それだけでなく、本当の実力になる国語力とを組み合わせて指導しております。
一人一人で理解度が違っているので、このさじ加減が非常に難しいのですが、その点を見極めながら、私たち講師は指導に当たっております。
長くなりましたが、当塾の肝である国語力を鍛える。ということの大切さが少しでも伝われば幸いです。
この論理エンジンは受験に欠かせないだけでなく、今後の実りある人生にも欠かすことが出来ないと考えています。

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