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学習時間ランキングから見る成績アップとの関連性

      2020/02/15

さてこの度、中山中学校2学期中間テスト及び中3自己診断テストが終了しました。
今回のブログは学習時間について一人一人の考察と、今後の勉強の在り方についてを言及していきたいと思います。

学習時間ランキング上位の生徒たち

現在、学習塾STAND UPには中学生が33人います。
10月は2学期中間テストがあったのですが、結果も含めて学習時間との関連を考察していきます。
学習塾STAND UPでは自習を重んじています。やみくもに勉強時間を増やせばいい!などというつもりは毛頭ありませんが、今回の結果を見るとやはり関連があるようにみえます。

こちらの画像をご覧ください。
これは学習塾STAND UPで採用している入退室管理システム「カザス」から出力した、10月度の学習時間TOP15です。
左から、順位→名前→日数→総学習時間の順に記載されています。
※日数は出入りする度にカウントされるシステムなので1日1カウントとは限りません。(例えば月25日間塾に来ていたとして、そのうち7日間はご飯を食べに一旦家に帰り再度来塾したとしたら、「32日間」と表示されます)

余談ですが学校が終わってからまず塾に行き、その後いったん家に帰りご飯を食べてから再度塾に自習(授業)に来る。なんて面倒(!)なこと、中学時代の私には考えられませんでした!笑

ちなみにさすが受験生。上位9位まで、そして15人中12人は中3の生徒が占めています。

では上位5人について一人ずつ細かく説明していきましょう。

まずは第五位

31日間。塾滞在時間124時間。
中学2年生の後半は成績が良かったものの、中3になり知識不足が露呈してきてしまっていて悩んでいました。
だんだんと全盛期の成績を取り戻し、中間テストは前回より15点アップ、自己診断テストも43点アップと勉強のやり方も効率も分かってきたようです。
数学が苦手なNさん。しかし、たくさんの勉強時間を費やし、自己診断テストでは50点から80点にまでアップ!
志望校判定でもBまで上がってきました。最近では、目標設定をこちらがしなくても自分なりに行っています。
この調子で、入試まで突っ走ってほしいものです!
塾内では風紀委員として(笑)みんなを取り締まり、いつも笑顔でみんなのオアシスのような存在となっています。

第四位

31日間。塾滞在時間127時間。
国語は得意なKさん。数学と英語が大の苦手。そしてその苦手を克服すべく塾の自習時間の大半を数学に費やしました!
今まで、正直適当に勉強をし、なんとなく点数を取っていた数学。これを本当に基礎の基礎からやり直し、「わかった!」と言えるようにまでなりました。
そして、本人としては納得とまではいきませんが確証をもって解き進めることができました。
ただ、悲しいかな勉強というのはすぐに結果が出るものではありません。。。
例えるなら、RPGゲームの主人公のようなものです。経験値をためてレベルアップ!そして、レベルがあれば強い敵も倒せる!
これが勉強だと、勉強時間(経験値)を費やして、レベルアップ!と行きたいところですが、そうはいきません。
通常、レベルアップすれば派手な音が鳴り、いろんなパラメーターがあがり、レベルアップした実感があります。
しかしながら、勉強でのレベルアップでは音が鳴らないどころか、いつレベルアップするかもわからないのです!!
この、先が見えないということが勉強が長続きしない理由の大きな一つになっているのではないのかなと思っています。
一人では脱落してしまうかもしれません。しかし、お友達や志(目標)が一緒の生徒がいれば勉強も嫌にならず長続きするのでは?と思います。
そして、そのレベルアップを後押ししてあげることができる塾になりたい!と思い、日々精進しております。

第三位

32日間。塾滞在時間159時間。
この生徒は努力の鬼です。加えて、効率の鬼です。そしてこの生徒は、学習時間もさることながら結果もいつも一流です。
自己診断テストもそうですが、塾内で行う志望校判定が出る模擬試験の結果は志望校Aランク。
それでいて、まだまだ満足することなくやるべきことを見つけては、自分でこなしています。
さらには、11月からは志望校に合格することを前提とした高校生の数学の予習を行っております。
予習が大切というスタンドアップの方針をここでも貫いていってくれているのです。
もちろん主要5教科の点数は90点平均以上。最初のテストから考えれば40点もアップしています!
もともと5教科400点以上の成績をあげるのがどれほど大変かということは想像に難くないでしょう。
そして学習塾STAND UPの初期メンバーということもあり、ムードメーカーの座も譲りません!笑

第二位

31日中28日間。塾滞在時間167時間。
中学2年生から入塾してくれており、もう一年になろうかという生徒です。
成績の伸びを数値で表す塾が多いですが、もともとが5教科100点の人の100点アップと300点の人の100点アップは全く別物だと考えております。
見せ掛けだけの200点アップ!などという言葉に騙されてしまう方が多いこと、、、
と前置きが長くなりましたが、この生徒はそんな中で5教科418点から465点までアップしました。
これ、実はものすごく大変なことなのです。そもそも418点というレベルがどのくらいかというと各教科84点取らなければなりません。
一問の配点が2~3点なので5問前後の間違いです。平均点が60点付近なのでかなり高いレベルと言わざるを得ません。
そもそもがこの点数だと、10点あげるだけでも一苦労なのです!!!
なぜなら、今のままの成績を維持しつつ、ミスを減らし、さらに分からない個所を補う。という作業をしなければならないからです!
そして、465点というのは各教科93点平均です!!!平均ミス数でいうと2~3問!もう本当に脱帽としか言えません。
この生徒が素晴らしいのは、いわゆる「アイデンティティー」が確立されていること。
IDという語句の語源であるidentityは、自己同一性や自我同一性とも訳され、自分を他の誰でもない自分であるという意識という意味では「自己認識」とも呼ばれます。
私なりに解釈し一言で表現すると「アイデンティティ=自分らしさ」とでも言いましょうか。
このアイデンティティが確立されているということは、他人に惑わされることなく、自分の考えで動くことができる。ということです。
学習塾STAND UPは一般的な私語NG(教えあいも含む)の塾とはちがい、和気あいあいと自習室を利用してもらっています。
ともすれば、すこしザワザワしてうるさい!と思えることもあるでしょう。その中で、自分で学習時間・休憩時間を設定し、自分で目標を設定し、さらに友達とはしゃぐときははしゃぐ。
ということを「人の意見に流されることなく」自分で決定する必要があるのです。(これは、大人でも難しいですよね。汗)
それをこの生徒は行っているのです。この生徒も将来が楽しみだなぁと感じている一人です。

そして栄えある第一位

31日中29日間。塾滞在時間167時間16分。
この生徒は本当に努力家です。もう努力の鬼です!笑
この生徒の努力は明らかにトップクラス。


昨年の同時期のテストを引っ張り出してきて、傾向と対策を自ら練り、それを他の生徒が使用できるようにプリントにしてまとめ、さらに必要なものは全員が共有できるように準備する。
かつ、テストではしっかりと結果を出してくるのです。
塾長である私の無理難題な目標にもめげずにしっかりと食らいついてきてくれます!笑
私のことを少しでもご存じの方であれば、私がどれだけ意地悪なのかはお分かりかと思いますが、そんな私の要求に全て応えてくれるのです。
本人はこの点数では満足しておらず、もっと取れたはず。ここをこうすればよかった。と私が言う前に自己分析。そして次回への対策も怠らない。
さらには塾内にある様々な本に感化され、勉強だけでなく将来について、仕事について、恋愛について、常に頭はフル回転です。
もう何と言いましょうか。すでに思考が完璧すぎて塾になんて来なくていいのでは?と思うほどです!笑

残業だったら過労死レベル

さて、上位5人の学習状況を見てきましたが皆様いかがでしょうか?
まず、自習時間167時間というのはどれほどなのかを説明いたしましょう。通常中学生は朝9時~16時まで7時間は学校で過ごします。そして授業が終わってから塾に直行し、そこから夜の22時まで授業や自習を行っています。
この自習時間は、企業でいうと残業時間に当たるのではないかな?と思います。
ということは、残業時間が167時間!!!過労死レベルをとうに超えています!汗
働き方改革が叫ばれている昨今、企業では残業時間の見直しや有休消化の義務付けなどが進んでいますが、中学生はこんなに頑張り、着実に成果を上げています。(だから大人はもっと働くべき!と言いたいわけではありません。頑張っている子供たちに「もっと、もっと」と求めすぎず、もうすでに充分頑張っているということを認めてあげて欲しいと思います。)
もちろん、冒頭でもお話ししましたがただ時間をかければいいというものではありません。「量より質」というのもごもっともです。しかしながら質を上げるにはまず量をこなさなければなりません。まず量をこなす中で、質を上げていきましょう。


自習時間を長くとるということは、必ずだれてしまう時間もあります。学習塾STAND UPでは休憩室も充実させています。
生徒が自由に使えるスペースを用意し、冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトル、動物将棋など生徒が気分転換・休憩に必要だと感じるものを用意しました。
この休憩スペースのみ飲食可能で、部屋内なら多少騒いでもOK!です。
長くなりがちな自習時間にもメリハリをつけることができるように工夫しています。

最後に

こんなに頑張っている生徒たちに、私は「頑張れ!」ということが出来ません。
これ以上頑張らなくて良いと思います。もう時間は限界まで到達しています。今後は効率を上げていくこと。そして、諦めないこと。
一人ではありません。私がいつでも生徒の側に立って寄り添います。
高校入試は確かに大きなターニングポイントにはなります。しかしながら、君たちの旅はここで終わりではありません。
むしろこれからです。いつでも、どんなときでも、力になってあげられるように私もこれから精進してきます。

最後に、「頑張れ!」ではなく、「全力を尽くせ!」という言葉を皆さんに送りたいと思います。

Do your Best!
Do very Best!!

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