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早期入塾のメリット

   

さてさて、4月にオープンした竜操教室も3か月が経とうとしております。
先日、山陽新聞デジタル様から出ている「新型コロナウイルス感染拡大の影響による休校で保護者が心配していること」についての興味深い記事を読みました。この記事によると、「新型コロナウイルス感染拡大による休校の影響についてベネッセコーポレーションが全国の保護者に実施したアンケートの結果」について記されていました。そこで書かれていた保護者の心配していることとは大きく分けて3つありました。

1.オンライン自宅学習に関する不安
2.学校の勉強の遅れに関する不安
3.学校再開後に学習習慣を取り戻せるのかどうか

それらを今の当教室の状況と合わせてブログにつづりたいなと思った次第です。

オンライン自宅学習に関する不安

これは保護者の実に半数以上の声としてあげられていました。
具体的な声といたしましては、スマートフォンやタブレット端末などを使った自宅学習が増えているものの
・先生にリアルタイムで質問できない
・見ているだけで、理解できていないのでは
といった不満の声が上がっているそうです。

学習塾STAND UPでの対策

当教室では三密に該当しにくい状況だったので、5月2日までは通常授業をしておりました。しかし一宮教室と話し合った結果5月11日からオンライン授業へ切り替えました。様々な課題がある中で、iPadを無料貸し出ししたり休塾も選択肢として用意するなどできる限りの対応をさせていただきました。(保護者様のご理解があってこそ成り立っています!ありがとうございます!!)
記事にある不安について説明すると、多くの学校では自宅での課題学習のみでした。またタブレットを使うような形態にもいくつかの種類があります。授業動画を一方的に流すものやドリル形式で問題が一方的に出てくるものなどです。それらは上記の不満にある通り、「生徒がわかっていようがいまいが次へ進める」というものです。もっと悪く言うと、生徒を理解しようとする姿勢が全くないのです。
それに対して当塾ではzoomを使った双方向性のある授業を行いました。下の写真のように常に生徒の反応がわかる状態であり、生徒に当てて生徒が答えながら授業を進めることができます。学校では私語でうるさい生徒もいるはずなので、ミュートを使えばむしろzoomの方が快適かもしれません(笑)。

少しだけ余談を挟ませてください(笑)
世間の一部では「学校なんて必要ない。わかりやすい先生が一人いて全国の生徒へ向けて映像授業をすればいい」という意見がありますが、私は反対です。先ほど述べたように、それは生徒の反応を無視した考え方だからです。また、皆さんはこのような図を見たことがありますでしょうか?

学習した内容が頭の中に残っている割合を示したものですが、インプット型(一方向性の学習)よりアウトプット型(双方向性の学習)の方がはるかに定着するのです!学習効率の面から見てもそれらの考えには反対です。この他にも、面白い授業ってどんなイメージですか?みなさんが子供だった頃を思い出してみてください。思い出せるのは先生が淡々と話す内容のことですか?それとも内容に引き付けられた子供たちが質問したり、それに先生が答えたり、いつの間にか話が脱線して無理やり話を戻そうとする先生とそれを阻止する生徒たちとの攻防だったり… どちらかというと後者(先生と生徒の掛け合い)ではないでしょうか?しかし、これにはある大前提が存在するのです。それは「先生と生徒の信頼関係」です。4月の初対面から面白い先生なんてそうそういなくて、お互いがお互いを理解していって信頼関係を築いて、少しずつ踏み込んだ話ができるようになるのです。そして、この信頼関係を築くのはやはり直接会うのが一番です。
その点から考えても当塾のオンライン授業は「双方向である」ことににこだわりました。

学校の勉強の遅れに関する不安

2つ目の不安は「学校の勉強に遅れてしまう」ことだそうです。約2カ月間にも渡る休校なのですから、不安に思われるのはごもっともです。

学習塾STAND UPでの対策

当塾では一学期で習う範囲のものはおおむね終わっています。数学に関しては本来10月頃学校でやるのでは?と思うところも一部進んでいます。当教室の中学2年生の子は「受験に向けて1年生で習った理科社会を高めていこう。英検の勉強をしながら1年生英語を固めよう」と話し合いました。中学1年生の子は「歴史が苦手なら、今余裕があるうちに中学校で習う歴史全てを漫画で予習しておこう」と決めました。遅れをとるという発想がないのです。しかも、この話は主に自習時間でのことです。普段の授業(幡多小学校 , 竜操中学校の学校再開に合わせて、当塾でも通常の対面授業に5月21日から戻りました)では論理エンジンという国語の授業をゴリゴリ進めております(笑)。これについては長嶋塾長のブログを読んでみてください。→論理エンジンの効果

学校再開後に学習習慣を取り戻せるのかどうか

学校が休みだとどうしても生活習慣が乱れてしまいます。
夜遅くまで起きていて昼まで寝る。ゲームやYouTubeなど誘惑も多い。親がつきっきりで見るわけにもいかず、生活習慣・学習習慣に関しては不安の種だった、という方も多いのではないでしょうか?

学習塾STAND UPでの対策

1つ目で「三密に該当していなかったのになぜオンライン授業へ?」と疑問に思った方がいらっしゃると思いますが理由はこれです。通常授業では16:30以降の60~80分授業が週1.2回だけですので、相当自分の意思が強くないと圧倒的に学習時間が足りなくなってしまうのです。そこで、学習塾STAND UPでは休校期間中の時間割を大幅に組みなおし、中学生だと週4~5回は1コマ120分の授業を行い、合間に「オンライン自習室」なるものも設け、極力学校での学習量に近づけました。特にこの「オンライン自習室」はこの機会に学習習慣を身に着けようということを目的に開設しました。
2018年に一宮教室を開校して以来自学自習の重要性を痛感し、様々な方法で自習室の利用を全生徒に促進してきました。その結果一宮教室ではかなり定着し、成績UPにも確実に結びついています。(詳しくはこちらのブログをご覧ください→学習時間ランキングから見る成績アップとの関連性
竜操教室ではまだ生徒数も少なく、入塾したばかりということもあり「本当に来ていいの?」という遠慮がありました。しかしこのオンライン授業後、竜操教室の生徒たちにどのような変化が見られたかというと「積極的に塾へ自習しにくるようになった」のです。素晴らしい変化です!

ここで少し竜操教室での自習の様子をご紹介します。

本来なら6人分座れる机を2枚合わせて広々としたスペースで自習していました。
「先生!こんなことしていいんですか!?」

周りに迷惑をかけていないからいいのです♪それも生徒数が少ないからできることです。家ではありえない快適さだと思います。

こちらの小学生も同じように広く使っております。
気持ちはみんな同じようですね(笑)

一方、こちらの子はどうでしょう?

英検4級を目指してまずは5級の勉強をしながら、中1の復習をしております。というのも、彼女の夢を聞いてみると「海外旅行に行きたい。城東高校に行きたい。」と言っていたので、「それなら英検獲っておいた方がいいんじゃない?」となり、塾でも英検の勉強ができたらいいのにな となりました。
塾としては生徒たちの自習環境を整える責任がありますが、整え方は様々で生徒の要望を聞くのも一つの方法です。その要望がみんなにとって需要があるかどうかが大切な判断基準なのですが、全部が全部叶えられるわけではありません。今は生徒数が少ないので「英検の勉強がしたい」となれば英検の過去問を買いそろえたりできますが、生徒数が増えて要望も増えれば優先順位を付けなければなりません。今の生徒たちはすごく得をしていますね!

余談ですが、彼女が隣に置いているiPadが気になりませんか?これは英検の過去問にあるリスニングを解くのに使うのです。私世代はCDを使うのが一般的でしたが、時代は変わりました…今は問題集の中にQRコードが付いており、ここでは「英語の友」というアプリを入れると音声を聞くことができます。さらには再生スピードを調整することができるので、速くしてトレーニングをするのもよし、苦手ならゆっくりで慣れることもよしです。竜操教室にはiPadを4台用意していますので、そのようなリスニングの勉強を自分の好きなタイミングで行えます。

まとめ

ということでまとめると、4月入塾の生徒たちは①学校の授業に遅れることなく②生活習慣は乱れず自習するようになり③塾への要望を通しながら④広々とした快適な空間で勉強に励んでいる。 ということになります。本当に得しかないですね!!
さらに付け加えるならば、塾ではよくありがちな「人間関係」に悩まされることも今ならありません!
だって、新規開校の塾ですもの!一宮教室でも初期の頃はそう言った理由で入塾された方も多いと聞いております。
さて、今回は早期入塾するとどんな得があるか。ということをお話してきました。
実はもっともっと書きたいことがたくさんあります。「塾は中学校入学してからでよくない?」「なんで塾なんて行くの?」「うちの子は何やらせてもダメだったからどうせ今回も続かない」などなどたくさんのお声をいただきます。全てにおいてご説明させていただければよいのですが、それはまた次の機会にさせていただければと思っています。
次回は小学生から入塾するとどんな効果があるか。ということについてでもお話しできればと思います。

ブログを見ましたと言っていただければ入塾金も免除にいたしますので、遠慮なくお問い合わせください。
問い合わせに抵抗のある方は教室前に資料を置いてますのでしっかりと確認して、メールでも構いませんよ!

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